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【2024】プロトタイプ開発のススメ






ビジネスアイデアはあるんだけど、マーケットフィットするか確証が持てない。
予算は一定あるんだけど、その中でどうやって検証をしたら良いのか知りたい。




スポットCTOとして企業顧問に入っていると、時折こんな相談を受けることがあります。




こんな時にご提案するのが「プロトタイプ開発」です。




最近ではChatGPT、少し前にはWeb3やVR、こういった黎明期に当たるテクノロジーは、まだどのようにビジネスとして成立するか分からない、されど、ファーストペンギンとなり、当たればデカいという性質を持ちます。




新規事業を常に模索しているような企業様だったり年間予算で技術調査費を確保していたりすると、この予算をどのように使い、確度高く新規事業を開拓出来るか、新しい技術を自社に取り込むことが出来るのか、という点が非常に関心の高い領域だったりします。




ここでオススメするのが「プロトタイプ開発」なのですが、実はどのような目的を持つかによってアプローチが2つに別れます。




1つ目は、マーケットフィットの可能性を模索する「プロトタイプ開発」




2つ目は、新規技術の獲得を目指す「プロトタイプ開発」




それぞれ解説していきます。







マーケットフィットの可能性を模索する「プロトタイプ開発」について




このアプローチを取る場合、前提条件として「プロトタイプの試用をお願い出来る見込みユーザーがいる」ということが前提となります。




時々、プロトタイプをデモとして見込み顧客に見せてそのまま受注してしまうパターンがありますが、プロトタイプというのは元来




「マーケットフィットするかどうか」

「製品版を作るにあたってのニーズの洗い出し」




が目的なのです。




話を戻すと、プロトタイプの試用をお願いできるユーザーはなるべく以下の条件を満たすようにすると良いです。




・その分野について詳しい、やり込んでいる

・明確な悩みを抱えている




割と多いのが、取引実績が長く信頼関係が構築されている既存ユーザー等に声をかける、なのですが、可能な限り上記の条件を満たす方を探すほうが良いです。




そもそもマーケットに対して理解が浅かったりするとユーザーの理解不足によりプロダクトが刺さっていないのか、プロダクト自体がニーズに刺さっていないのかが判断できなくなるからです。




同様に明確な悩みを抱えていないと、「なんとなくこのボタンの色を赤煮して欲しい」といったふわっとしたフィードバックが返ってくるだけで本質的なプロダクトの改善に紐付かない内容ばかりが返ってくることになるんです。




そのため、プロトタイプ開発を通じて、マーケットフィットの可能性を模索する場合には




・マーケットに精通している

・業務において明確な悩みを抱えている




そういったユーザーにプロダクトを見てもらうようにしましょう。




新規技術の獲得を目指す「プロトタイプ開発」について




既存のビジネスモデルに新しい技術を取り入れることを目的としています。例えば、AIやブロックチェーンなどの新しいテクノロジーをビジネスに導入することで、生産性の向上や新しいビジネスの創出を目的とします。




新しい技術を自社に取り込み、既存のビジネスの発展を目的とするわけですからこういった場合には、自社にエンジニア組織がいる場合には、自社内で調査を行ったほうが良いです。




これは余談にはなりますが、若手エンジニアのよくある退職理由の一つとして「利用技術が古いので、もうここで学ぶモノが無くなってしまった」というのがあったりします。




Googleや他有名テック企業では、10%ルールなどを導入してエンジニアの技術的なモチベーションを保つような施策もありますが




私個人としては、新規技術を使ったプロトタイプ開発などのスモールプロジェクトを立ち上げてある程度まとまった時間、学習する時間と予算を確保したほうが、モチベーションの維持という意味では良いのではないかと思います。







まとめ




ビジネスサイドから見れば、使い古された「枯れた」技術のほうが、バグリスクも少ない上に、情報ノウハウも豊富に存在するため、採用したくなる気持もわかります。




一方で、エンジニアサイドから見れば、自分の市場価値を高めるためにはより新しい技術を身につけたい、という気持ちを持っています。




この2つの相反するニーズをうまく解決するのが、「プロトタイプ開発」なのではないかと思います。




製品としてのクオリティを求めなくてよいので、リスクも低く新しい技術を採用できる。




もしそれで作ったプロトタイプでマーケットシードを見つられたら一石二鳥




ビジネスサイドとエンジニアサイド、これをうまくバランスさせながら組織を成長させていけると良いな、と思います。




弊社Growthwellでは、エンジニア組織専門のコンサルティングサービスを行っております。




・エンジニアの退職者が多い

・エンジニア組織をどう作ったらいいか分からない

・作りたいプロダクトはあるが誰に相談したらいいか分からない




そういったお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。




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